株式会社シービーエム

塗装(塗装)に関するQ&A

Q01.

「シーラー」と「フィラー」の違いはなんですか?

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A01.

シーラーは素材、上塗りとの密着力を向上させ剥がれにくくしたり、吸込みむらを均一にして仕上がりのむら(つやむら・仕上がりむら)をなくすために使用します。その他素材の強度を補強したり、アルカリ止めの機能をもつシーラーもあります。
フィラーは下地の面調整(段差など)や巣穴を埋めたり、仕上げ塗材を仕上げに適する状態にするために使用します。

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Q02.

エフロとはなんですか?

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A02.

セメントの成分がコンクリート表面に染み出た白色の物質のことで、「エフロレッセンス」、「白華」ともいいます。漏水個所やクラック部分に出やすく、特にコンクリートの養生不足や冬場打設した場合などに、よく発生することがあります。塗膜へ透過して仕上がりや付着性に影響を与える場合があります。

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Q03.

アクリルウレタンはポリウレタン樹脂塗料ですか?

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A03.

ポリウレタン樹脂塗料はイソシアネート化合物(硬化剤)とポリオール化合物の反応で硬化し、ウレタン結合を持つ樹脂を言います。現在、ポリオール化合物はアクリルポリオールが主流となっており、アクリルウレタンと呼ばれます。従ってアクリルウレタンはアクリル樹脂(アクリルポリオール)を用いたポリウレタン樹脂塗料です。

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Q04.

耐候形1種とはなんですか?

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A04.

JIS A 6909 建築用仕上塗材で分類されている耐候形の最高ランクです。耐候形には1種~3種の分類があり、1種に合格するには、促進耐候性試験において、2500時間経過後、つや保持率が80%であることが必要になります。この耐候形1種にはシリコン樹脂塗料・ふっ素樹脂塗料などが相当し、これらは高耐候性塗料と呼ばれています。

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Q05.

可撓性(可とう性、かとうせい)とはなんですか?

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A05.

「柔軟性があり折り曲げてもポキンと折れない性質」ということになるでしょうか。「弾性」と似ていますが、可とう性は伸びる性能は弾性ほど大きくありません。その意味では「微弾性」という表現もできます。事実、各社で発売している「微弾性フィラー」は、JIS規格では「可とう形改修塗材」に分類されており、試験項目も「可とう性試験」として直径10mmの鉄の棒にあて90度折り曲げるものです。
これに対し「弾性タイル」や「単層弾性塗材」と言われるものは、JISでは「防水形複層塗材」、「防水形外装薄塗材」と呼ばれ、「伸び試験」という塗膜を引っ張って切れるまでの伸長率の試験をおこなっています。

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Q06.

よくターペンとかターペン可溶などの言葉を聞きます。この「ターペン」とはなんですか?

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A06.

「ターペン」は天然樹木からとれるオイルであるテルペン油から変化した言葉です。昔は、このテルペン油がペンキのうすめ液として使われていました。現在、ターペンは石油の精製から造られます。組成は石油系炭化水素が主成分で、灯油に近い組成です。ミネラルターペン・ミネラルスピリット・塗料用シンナーとも称されます。ラッカーシンナーに代表される強溶剤に比べて、刺激臭が少なく、また溶解力が低いため旧塗膜への影響が少ないのが特長です。合成樹脂調合ペイントやアクリル樹脂系非水分散形塗料やNADウレタンなどの希釈剤として使われます。

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Q07.

屋根塗装後の「縁切り」とはなんですか?

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A07.

スレート材で構成された屋根は、その傾斜にあわせてスレート材を重ねてふかれています。塗装過程では、スレート材の合わせ目に塗料が入り込み貼り付いた状態になります。その部位に小さな穴(ピンホール)ができていると、毛細管現象により雨水が逆流して水漏れの原因になります。この防止のため塗装後ナイフ・皮すきなどで詰り部の塗料を切ってピンホールをなくすことを「縁切り」といいます。

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Q08.

ケレンとはなんですか?

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A08.

さび落とし・浮き塗膜除去のことで、「クリーン」が変化した言葉です。
ケレンの状態で1種ケレン、2種ケレン、3種ケレンなど分類され、このケレンの度合いが耐用年数に大きく影響します。

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Q09.

チョーキングとはなんですか?

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A09.

塗膜の経年劣化によって塗膜表面に粉化物がつくことで、「白亜化」ともいいます。塗膜が太陽光エネルギーや風雨などの影響により経年で徐々に劣化して粉化します。

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Q10.

可使時間とはなんですか?

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A10.

反応形塗料で塗料液と硬化剤を混ぜてから使用可能な時間のことで、「ポットライフ」ともいいます。液状で一見塗装できるように見えても可使時間を過ぎて使用すると塗膜性能は発揮できません。

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Q11.

素地調整とはなんですか?

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A11.

塗装にあたり、素材の粉化物、ゴミなどを除去する清掃工程のことです。素地調整を怠ると、はく離、仕上がり不良などの原因にもなり、塗膜を長く保たせるためには、大事な工程です。

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Q12.

インターバルとはなんですか?

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A12.

塗装をして次の塗装までの塗装間隔の時間のことで、「塗り重ね時間」ともいいます。インターバルが適切でないと「縮み」や「はく離」など塗膜性能が発揮できなくなる恐れがあります。

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Q13.

ブリード(bleeding)とはなんですか?

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A13.

塗膜下地の下から着色物質、または可塑剤・タールなどが拡散して汚れや変色を起こす現象で、「にじみ」のことです。この欠陥を引き起こす物質の例は、歴青質系塗料、木材防腐剤、節からの油性樹脂、有機顔料及びステイン、塩ビ顔料、シーリングなどがあります。

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Q14.

どうして塗装の前に水洗いが必要なのですか?

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A14.

外壁は、長年にわたり紫外線や車の排気ガスなど大気中の汚染物質にさらされ、塗膜表面が劣化していきます。表層の汚れやチョーキングなど、塗膜の付着を阻害する成分を水洗いをして除去することで、塗り替え塗装ができるようにします。

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Q15.

劣化が著しい箇所への塗装はどうすればいいですか?

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A15.

浮き塗膜や劣化塗膜は、電動工具やケレン工具で除去し、ほこりなどを取り除き清浄な面にしてください。これにより生じた段差はフィラーなどで修正を行ってください。

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Q16.

吹付けとローラー塗り作業ではどちらがいいですか?

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A16.

塗膜性能に大差はありませんが、作業性として一長一短があります。吹付けは施工の早さが長所ですが、塗料の飛散を考慮して、十分な養生を必要とします。ローラー工法は都市部、高所作業での飛散が少ないのが長所です。吹付け工法は玉吹き、リシン模様、スタッコ模様、石目調など模様が豊富です。ローラー工法でも模様塗りはできますが、吹付けの多様さにはかないません。

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Q17.

塗料は厚く塗れば塗るほどいいのでしょうか?

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A17.

塗料の一回に塗る量や厚さは、種類によって決められています。一度に厚く塗ると、だれ・つやの不均一・乾燥不良などにより仕上がりが悪くなります。厚く塗った塗膜に泡がかんでいると、ピンホール(小さな穴)ができ、そこから雨水などが浸入する場合があります。反対に塗膜の厚みが足りないと性能が保持できません。カタログや見本帳などで施工方法や仕上がり感を確認することが大事です。

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Q18.

立体駐車場を塗装するにあたってどのような塗料を考えればよいでしょうか?

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A18.

立体駐車場を塗装するにあたり、
1.速乾性:駐車できない時間をできる限り少なくすることが重要です。
2.タイヤ跡:タイヤからはどうしてもスリップ跡などゴムがけずれ汚れ跡となります。せっかく塗装しても台無しになります。
3.亜鉛メッキ鋼材への付着性・防食性が保てることが重要です。
以上のような要点を兼ね備えているのは下塗りに変成エポキシ樹脂さび止め塗料、上塗りに速乾タイプのウレタン樹脂塗料です。具体的には、立駐機床用とした製品があります。

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Q19.

受水槽に藻の発生を抑えるための耐候性、遮光性、断熱性などをもったメンテナンス用塗料はありますか?

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A19.

マンションなどのFRPの受水槽などでは同様のお話をお聞きします。藻の発生は光・湿度が関与します。特に光がなければ光合成はできませんから、藻の発生を抑制するには光を遮断すればよいわけです。マンションなどのFRPに塗装を施すことで光を遮断して藻の発生を抑制できたとのお話をお聞きします。
推奨:ミラクプライマーSR(エスケー化研)、サンカット(神東塗料)

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Q20.

冬場の塗装では、水性塗料は使えませんが、油性塗料は気にせずに塗れますか?

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A20.

冬期は、水性塗料の乾燥は遅くなります。ただし天候がよく、陽の高いうちに塗装を終えれば、十分塗装できます。乾燥の早い油性塗料といえども、温度が低い時(5℃以下)や湿度の高い時は塗装を避けてください。また夕方に塗装して夜露が発生して白く変色した事例もあります。 特に屋根などの塗装では朝、夜露が乾くのを待ち、昼からは夜露の影響に注意してください。

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Q21.

2液形塗料は硬化剤をたくさん入れると速く硬化すると聞いたが、本当ですが?

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A21.

ポリオール(主剤)の持つ水酸基(OH基)とイソシアネート化合物(硬化剤)の持つNCO基が100%結合するように比率が計算されているため、硬化剤をたくさん入れても硬化は早くなりません。逆に過剰の硬化剤が残ることになります。硬化剤を多くいれたりしたり少なくいれたりすると、本来の期待される性能を発揮できません。

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Q22.

通気性(透湿性)の塗料とはどのような仕組みですか?

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A22.

液体である水と気体である湿度の粒子とでは分子の大きさが違います。この違いを利用して、透湿性塗料とは塗料内部に気体になった湿気はとおして、粒子の大きい水は遮断する機能をもった塗料です(気体になった水の粒子は非常に小さいです)。透湿性塗料はコンクリート内部の湿気を徐々に抜く役割をもちます。そのため塗装した塗膜がふくれなどを生じにくくなるとともにコンクリート内部への湿気の影響を抑制します。

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Q23.

「弱溶剤」とはなんですか?

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A23.

まず、「コンクリートの中性化」についてご説明します。コンクリート内部の鉄筋・鉄骨は、コンクリートのアルカリ成分によりさびを防いでいます。しかし、炭酸ガスの影響でコンクリート表層からアルカリ性は徐々に失われます。これを「コンクリートの中性化」と呼びます。コンクリートの中性化の結果、内部の鉄筋・鉄骨がさびることで、コンクリート自体の寿命が短くなります。「コンクリートの中性化防止」とは、コンクリートに塗装をおこなうことにより、美観とともに炭酸ガスの透過を抑制し、中性化を防止することをいいます。このように、定期的な塗装改修はコンクリートの劣化を防ぐ役割があります。

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Q24.

コンクリートの中性化防止とはどういうことですか?

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A24.

まず、「コンクリートの中性化」についてご説明します。コンクリート内部の鉄筋・鉄骨は、コンクリートのアルカリ成分によりさびを防いでいます。しかし、炭酸ガスの影響でコンクリート表層からアルカリ性は徐々に失われます。これを「コンクリートの中性化」と呼びます。コンクリートの中性化の結果、内部の鉄筋・鉄骨がさびることで、コンクリート自体の寿命が短くなります。「コンクリートの中性化防止」とは、コンクリートに塗装をおこなうことにより、美観とともに炭酸ガスの透過を抑制し、中性化を防止することをいいます。このように、定期的な塗装改修はコンクリートの劣化を防ぐ役割があります。

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Q25.

単層弾性と複層弾性って、どう違うのですか?

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A25.

単層弾性とは、中塗り(主材塗り)と上塗りを同じ塗料で塗装します(上塗り兼用塗料です)。これに対し複層弾性は、中塗り(主材)と上塗りは別の塗料で塗装します。単層弾性は塗装工程が少なく済むのが利点です。複層弾性塗材は中塗りは意匠性、高いクラック追従性能付与、上塗りは耐候性や美粧性に考慮した種々の上塗り塗料を選択できるのが特徴ですが工程が多くなるのが難点です。

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Q26.

ステンレスに塗装するには、どうしたらいいですか?

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A26.

ステンレス面への塗装は可能ではあるのですが、ステンレス面は硬く緻密で平滑ですので塗料の付着性が悪く、塗料のはく離といったリスクがともないます。塗装する際は、素地調整として、ステンレス面に付着しているごみ、ほこり、汚れ、油脂分などは入念に除去し、乾燥した清浄な面としておきます。さらに、サンドペーパーなどで表面がザラ付く程度まで入念に目粗ししておくことも必要です。下塗りとしては、変性エポキシ樹脂系のさび止め塗料を用い、中・上塗りにはウレタン樹脂系、シリコン樹脂系、あるいはフッ素樹脂系の塗料が選択できます。

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Q27.

アルミには塗装できないと聞いたが、本当?

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A27.

アルミは表面に酸化皮膜を形成します。その酸化皮膜は緻密ですので塗膜の付着性が悪く、塗料のはく離といったリスクが伴います。塗装する際はステンレス面への塗装と同様に、素地調整としてアルミ面に付着しているごみ、ほこり、汚れ、油脂分などは入念に除去し、乾燥した清浄な面としておきます。さらに、サンドペーパーなどで表面がザラ付く程度まで入念に目粗ししておくことも必要です。下塗りとしては、変性エポキシ樹脂系のさび止め塗料を用い、中・上塗りにはウレタン樹脂系、シリコン樹脂系、あるいはフッ素樹脂系の塗料が選択できます。

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Q28.

塩化ビニル製の樋に塗装するには、どうしたらいいですか?

解答はこちら

A28.

硬質塩ビ系の竪樋であれば、弱溶剤のウレタン樹脂塗料の2回塗りをお勧めしています。ただし、塗装前にサンドペーパーなどで下地を目粗ししておくとともに、付着している汚れ、油脂分等は除去清掃しておくことが必要です。また弱溶剤のアクリルシリコン樹脂塗料も塗装できます。

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Q29.

NADとはどんな塗料ですか?

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A29.

Non Aqueous Dispersionの略で、非水分散形塗料あるいは非水エマルション塗料とも言われます。樹脂を粒子化し水以外の溶媒に分散させた塗料のことで、一般的にはミネラルスピリット(塗料用シンナー)を溶媒としたタイプの塗料を指すことが多いです。乾燥過程で溶媒が蒸発すると、分散されていた粒子が結合し塗膜を形成します。水を溶媒としている合成樹脂エマルションペイント(EP)に比べて素地への付着性や、結露水などに対する耐水性が高い、ヤニ止め効果にすぐれているのが特徴で、改修などで幅広く使用されます。

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Q30.

シーラーは色々な種類のものがありますが、どれを選択したらいいのでしょうか?種類と使い分けを答えよ。

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A30.

シーラーの役割りとしては
・吸込み止め
・付着性向上
・アルカリ止め
・浸透して素材の強度を向上させる
などがあります。
シーラーは素材の種類、素材の状態、劣化状態により選択します。それに加えて上塗りに塗装する塗料種別により水性、弱溶剤、強溶剤タイプかを選択します。

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Q31.

塗装略号「EP」と「AEP」の違いを教えてください。下地の種類によって使い分けるのでしょうか?

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A31.

図面への略号の書き方ですが、EP、AEPとも合成樹脂エマルションペイント仕上げを指す略号です。以前は、EPは酢酸ビニル系エマルションペイント、AEPはアクリルエマルションペイントとして細分されていましたが、現在市場に流通している合成樹脂エマルションペイントのほとんどがアクリルエマルション系となり、現在は混同して使用されているようです。下地の種類によってEP、AEPと書き分けるものではありません。

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